大学生活4年間はなんだったのか
なかまがくれた名刺入れ
卒業式がありましてん
先日ぼくも晴れて卒業式を迎えることができまして
長いようで短いような大学生活4年間も幕を引くこととなりました
一生に一度しかない大学での卒業式の日、ぼくはその学生生活4年間とはなんだったのかというのを考えさせられることがありました。
偶然にもお世話になったひとたちに立て続けに出会う
不思議なことですが、卒業式というこの日
大学生活の中でお世話になった方々と偶然にも、しかも立て続けに会うことがあったんです。
・部活動の仲間
ぼくは体育会の合気道部に所属していまして3年間ではありますが合気道をやっていました。
大学の部活動ですから稽古のつらさはもちろんのこと先輩、同期、後輩たちとの対人関係。他大学、連盟、本部道場、教えをいただいている道場などの人たちとの関係づくりなど、手を取り合い仲間とともにやってきました
楽しくやることはもちろんありましたが、ときには喧嘩したりときには励ましあったりと苦楽をともにしてきました。
そんなぼくの大事な仲間がこの日、送り出しをしてくれたのです。
本当にいろいろあったけど、助け合ってきたこれまでのことは忘れません。ありがとう
・学友
基本的ににぼくは団体行動がきらいで、いわゆる”つるむ”ということをしてきませんでした。授業をいっしょにとったり、連れションにいったり、つくえを囲ってランチ、なんてことは好きじゃなかったんですね
どちらかというとさまざまなグループに顔をだしてはまた別のグループに顔をだすという
広く浅い交友関係を保っていたように思います。
なので卒業式当日はだれとも約束もせずに出席する予定でした
それなのに、そんなひとりでいるぼくを学友たちは見つけだし、いっしょに行こうと声をかけてくれたのです。素晴らしい友人をもてて本当にうれしい、ありがとう
・恩師
式が終わり会場をでようとすると、偶然にも大学での恩師にばったり出会いました
彼はぼくがこの大学で唯一尊敬する先生で、とても高名でひとかたならぬ人物です。
偶然の再会に胸躍り、ついついはしゃぐぼくに先生はお祝いのことばとともに、新社会人になっての心得を教えてくれました
まず3日したら辞めたくなる、そこは我慢。
次に3カ月したら辞めたくなる、でも我慢。
3年したらまた辞めたくなる、それでも我慢。
そうしたらあとは大丈夫だから
先生の長い経験の中培った知恵を叱咤激励として教えてくれたのです。
心から嬉しかったです。先生、ありがとうございました
・社会人の友人たち
ぼくが今後もひんぱんにお世話になるだろうという人たちがいます
それは就職活動のなかで、ひょんなことからなかよくなった社会人の人たちです。
出会いはどうあれ、もう完全な友達状態なのですが、やはり人生の先輩であり社会のきびしさを知っている人たちです。いつも勉強させてもらっています。
卒業式の後、そんな彼らとパーティーを開きました、卒業とは関係のないものです
卒業とは無関係のパーティーにも関わらず、パーティーに訪れる人訪れる人に
「おめでとう」のことばをかけてもらいました。
たったひとことですが、たくさんの人にいってもらえるということは、すごく贅沢なことなのだと思いました。それがとにかくうれしかった。
若輩のぼくといつも対等に接してくれて、仲良くしてくれるみなさんに、ほんとうに感謝です。ありがとうです。
大学生活4年間で得たものとは
学校生活、部活動、恋愛、就活、これらをとおして数多くのひとたちと出会い
多くの刺激をもらいさまざまなことを学んできました。
この日に会ったひと以外にもたくさんの方たちとのご縁がありました
その出会いをじっくりと思い出すだけで今でも感謝の念がふつふつと沸いてきます
ぼくがこの大学生活のなかで得た、いちばんの宝物というもの
きれいごとではなく純粋に感じた思い、それが
「めぐりあい」
であったとぼくは思います。
出会いをたいせつに。あたりまえで。あたりまえと思えないことに
そんなわけで、今日も愛が止まらないぼくちゃんでした。ばいちゃ(・ω< )